ブラームスDVD


オイストラフ/コンチェルト・コンプリート


『すばらしい歴史的資料。。。』
 1964年から1970年にかけてのモスクワ音楽院大ホールとチャイコフスキーコンサートホールでの収録です。西側では、50年代後半からステレオ録音が始まっていましたが、旧ソ連は映像技術も録音技術もまだまだだったのでしょう。
映像も音も悪いですが、旧ソ連でのクラシック音楽の舞台が見られるということでは、音楽界での貴重な資料でしょう。

 内容は、オイストラフのファンであれば、映像の悪さがなに、音の悪さがなに、と言いたくなる位に感動もののDVDではないでしょうか。白黒のためにデータ量が少ないためでしょう、3時間以上もオイストラフの演奏が観られるし、曲数も多いしと、とても嬉しくなるDVDです。
 極めつけは、最後の「ベートーベン:ピアノ、バイオリン、チェロのための三重協奏曲」。これは1970年の録画ですから、オイストラフが62歳、チェロのロストロポーヴィチが43歳、ピアノのリヒテルが55歳の時の映像です。ロストロポーヴィチといったら、チェロ奏者という肩書きだけではなく、ピアノニスとでもあり指揮者でもあり平和活動家でもありと、もの凄い数の勲章をもらった人で有名ですし、大の日本びいきでもあった人ですが、その彼の若い頃の演奏姿が観られて感動です。いやはや彼のチェロのテクニックは凄い。弩迫力です。体も大きいし映像の真ん中にいるので余計に目立つせいもありますが、オイストラフがもの凄く小さく見えてしまいました。あのリヒテルがロストロポーヴィチとは演奏しづらいと言っていたというのも、この映像を見ると分る気がします。
 弦楽がお好きな方にはおすすめのDVDです。


★日本最大級の★
★コミュニティサイト★



(C)ブラームスDVD

[PR]
ケータイ漫画club

Top