グールド
グレン・グールド (EMIクラシック・アーカイヴ)

『グールド自身が持ち込んだのは何とボロボロになった椅子』
1974年のグレン・グールドの貴重な映像を残した作品。百聴は一見にしかず、ということか長々音でグールドを体験してきた僕も随分色々な点で眼からウロコとなる作品だった。映像はカラー映像で白黒ではない。
冒頭でグールドのピアノを運送業者が運んでくるシーンが出てくるのだが、とても杜撰な運び方をしていて、グールドがスタインウェイCD174にチッカリングの『触感』を蘇らせようと鍵盤の表面をざらざらにしキーの沈みを浅くして苦労して作ったこのピアノを1957年3月運送業者のミスで破損してしまったのを思い出してしまった。そしてグールド自身が持ち込んだのは何とボロボロになった椅子だった。もう冒頭から驚きの連続だ。
その低く沈み込みそうな椅子に座り、聴き覚えのある演奏が映像とともに次々と展開する。特に新ウィーン学派の曲とバッハのパルティータ第6番が秀逸。見逃せません。
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