速い、透明な音


リスト:超絶技巧練習曲全曲


『速い、透明な音。』
ラザール・ベルマンのミラノ・ライブと好対照をなす演奏と言えるかもしれません。
超絶技巧練習曲をライブで弾いたベルマンは、多少のミスタッチをものともせず会場を盛り上げました。それはCDを通しても十分に伝わってきます。

一方スタジオ録音で速さと正確さの極限を追求したような横山氏の演奏は、これまで最高と感じていたキーシンの録音(5,8,10,11,12番のみですが)に匹敵する速さと正確さを実現していました。

キーシンは、独特のアゴーギクやディナーミク(いわゆるキーシン節?)を存分に盛り込みますが、横山氏は非常に素直に(あっさりと?)弾いています。またキーシンは左手の表現が強いですが、横山氏は逆に左手がおとなしい感じです。

しかしクセのない解釈、そしてミスタッチの無い演奏は、超絶技巧練習曲のスタンダードといっても良いのではないでしょうか。

この曲のファンは必聴であると感じました。


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