狂詩曲


ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲


『ショスタコ・コンチェルトのベスト盤』
現在のヤブロンスキーの活躍については、寡聞にして知らないが、本ディスクの切れ味のよいタッチは秀逸だ。神戸市民会館で実演に接したことがあるが、とにかく男前。まあ、それはどうでもよい。ここではショスタコヴィッチのコンチェルトに触れたい。
アルゲリッチやキーシンほか多くのピアニストが取り上げる作品であるが、ヤブロンスキーが最も素晴らしい。ジャズやドラムスなどもこなすらしい才人のヤブロンスキーだからか、多分にジャジーなこの作品の皮肉や詩情がこれだけ繊細にかつ真正面から捉えられた演奏も少ない。昨年作曲者自身のピアノによる自作自演盤(輸入盤)が登場、さすがにこれはヤブロンスキー以上の演奏だと思われたが、録音も含めてヤブロンスキーのほうに軍配を挙げよう。
バックのアシュケナージの演奏も安定しており、高級感がある(録音のお陰かも知れない)。N響での評判は今ひとつのような気もするが、アシュケナージは指揮者として優秀であることが確認できる。
ガーシュインのピアノコンチェルトでもこのコンビで名演を聴かせてくれていた。
ショスタコ・イヤーの昨年は、全集物などモーツアルト以上の収穫があったと思われるが、こういう名盤が忘れられていては困る。



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