新世界


ドヴォルザーク:交響曲第9番


『情に流されない洗練された美演!』
テレビCMで「新世界」の終楽章、冒頭を颯爽と指揮する西本氏を見てから早く全曲を聴きたいな?と思っていたんですが、ようやく待望のリリース! オケはCMとは違い、ハンガリーの名門オケのブダペスト・フィルが演奏しているようだ。(CMでの共演はモンテカルロ・フィルだったか?)今回の「新世界」は瑞々しく爽やかな疾走感もあり、聴き応えのある美演になった!オケとの相性も良く、特に弦楽器のポルタメントや、管楽器の美しい音色も素晴らしかった。この曲では第1楽章の提示部を、冗長になる為に繰り返しを省略する録音が多いが(ノイマン、ケルテスでさえ‥)西本氏はスコアの指示通り行っており、ここらへんにもこの曲に対する彼女の「こだわり」が感じられて嬉しかった。全体的にテンポを遅めにとり、彼女らしい良く音の整理された、スマートな「新世界」を聴かせてくれてます。名盤のケルテス・VPOの熱い情熱的な録音も素晴らしいが、西本氏の情に流され過ぎない洗練された情感と、知的センスがバランス良くまとまっているこの録音は「新世界」のケルテス盤とは違う魅力を聴かせてもらった。長く指揮のキャリアを続けたロシアを離れてヨーロッパへ指揮活動を移した西本氏。カップリングのプッチーニの「マノン・レスコー」間奏曲も美しい演奏で、彼女はプッチーニ、ヴェルディのオペラをデビュー当時から得意にしており、いずれは全曲盤を聴かせてもらえるのを楽しみにしている!そしてモーツァルト、ベートーベン、ブラームス、ブルックナー果てはマーラーまで古典派、ロマン派後期の交響曲達をコンサートや映像、録音などで出会える時を心待ちにしている今日この頃。(笑)女性指揮者という事で話題を集めたのはもう過去の話。彼女が本当に才能のある若手指揮者の一人なのは私たちの知る通り。今度はその期待に彼女がこたえる番だ!期待してます!


★日本最大級の★
★コミュニティサイト★



(C)クラシックCD

[PR]
ケータイ漫画club

Top